先週の木曜日、5年ぶりくらいに新幹線で静岡に行ってきました。
出張と言えばほとんどが東京で移動に使うのは飛行機ばかり。たまに行く海外(中国)へは特急列車を使って空港に行ったりしますが、新幹線に乗る機会はありません。
米原駅までクルマで行って、静岡まで新幹線に乗りました。恥ずかしながら、のぞみ・ひかり・こだまの違いもよく分かっていなかったのですが、なるほど速さ(停車駅)が違うのだと知りました(笑)
行きは米原駅から静岡駅まで新幹線こだまに乗りました。こだまが一番遅いので、各駅に止まりなかなか進みません。(いつも飛行機を使っている身だと、たいへん遅く感じてしまいます。)
指定席を取ったのですが、自由席と指定席って(米原-静岡の場合)数百円しか違わないのですね。もっと料金差があるのかと思っていました。
帰りは、何時になるのか分からなかったので、帰るときに切符を買うと決めていました。帰る時、いざ静岡駅に着いて券売機で調べると、乗りたい新幹線の静岡-米原の指定席(禁煙席)が空いていませんでした。
そこで、とりあえず自由席を買って乗り込もうということになって、自由席にいかに座れるかに興味がわいてきました。早速、スマートフォンで調べてみると、新幹線の自由席の乗り方のコツを書いた記事がたくさんヒットします(笑)
自由席は何号車にあるのか?
- のぞみ : 1~3号車
- ひかり : 1~5号車
- こだま : 1~7号車、13~15号車(合計10車両)
このように、遅い新幹線であればあるほど、自由席がたくさんあります。こだま号なんて、ぜんぶで10車両分もの自由席がありますから、大型連休や一番の混雑時間帯でもない限りまず座れそうですね。
偶数の車両は座席が多い
700系の例だと、2号車や4号車の座席番号が1~20のAからEまであります。つまり5席×20列ですから100席あります。1号車は13までしかなく、2号車、5号車も17、18までしかありません。
つまり、偶数車両の方が座席が多いので、2号車や4号車で自由席を狙う方が座れる確率がアップします。
実際、自分たちは2号車を狙いました。4号車よりも改札から遠いというのもポイントです。一般的に、改札から近い方がたくさん並ばれる傾向にあるはずなので、あえて遠いところの方が空いている可能性が高いです。
同じ車両出口でも遠い出口に並ぶ
1つの車両には前と後の2つの出口がありますよね?
新幹線に乗っている人が自分の駅に着いた時、普通は改札に近い方の出口から出たいと思うのが一般的です。なので、これを逆手にとって、乗ろうとする我々はあえてその車両の遠い方の出口から乗り込むわけです。
降車する人が少ない出口はその分だけ早く乗れるので、自分の席を確保しやすいというメリットがあります。要するに時間の勝負ですから少しでも早く乗った方が有利なんです。
結果はどうだったか?
みなさんのお知恵を拝借した結果、見事、ラクラクで良い席に座れました!
2号車の改札より遠い方の出口から乗り込んで、特に慌てる必要もないくらい余裕で良い席をゲットしました。
実際、その列車に乗る人は多かったので、自分たちが着席した後に、5号車や4号車から来たであろう、「自由席難民」の方がゾロゾロやってきましたが、時すでに遅しで、どこかえ去っていきました。
自由席なんてみんな一緒でしょう、と思っていましたが大間違いでした。こういう情報(コツ)を知っている人と知らない人で大きい差があるんだなあと知った面白い一日でした。